お知らせ

監督の精神力

日ごろスポーツにはほとんど関心を示さない私ですが

昨夜のサッカーはテレビの前で最初から最後まで観戦しました。

あんなにも長い時間、粘り強く戦ったのに最後はPK戦であっけなく

勝敗が分かれてしまう、勝負の厳しさを痛感しました。

日本の選手はさぞ悔しかったことと思います。

サッカーのルールはあまり良くわからないんですが、それでも攻守が

めまぐるしく移り変わる様は、見ていてハラハラしました。

それと同時に、両国の監督の様子がときどき映し出されるので

興味深く観察していました。

対戦国パラグアイの監督は、シュートが決まらなかったときや

よろしくないと思われるプレイの後などは、「Oh my god!」といわんばかりの

ジェスチャーで喜怒哀楽を表現していました。

日本の監督は、表情を変えることなく冷静に試合を見守っていたのが

印象的でした。

(もちろん実際は、相当な気持ちの揺れ動きがあるに違いないのですが)

岡田監督は、ワールドカップ開催前にはずいぶんとバッシングされたそうですね。

「迷将」などという、不名誉な称号をつけられたりもして。

しかしそんな批判も試合に勝ち進むにつれて「謝罪」そして「賞賛」へと変わって

いったと。

あのクールな表情の裏には、どれだけの葛藤、苦しみがあったのだろうと

想像すると、岡田監督の精神力の強さには頭が下がります。

監督、そして選手の皆様お疲れ様でした。

とても立派な試合だったと思います。