私は旅館の娘でもなければ、そういう所の
勤務経験もない、本当のド素人でしたので
女将になった当時は、それこそビジネス書の類は
様々読みました。
で私が出した結論は
「答えは現場にある」
※踊る大捜査線で聞いたようなセリフですね(笑)
「お客様が(仕事の上での)先生だ」
ということ。
ビジネス書を何冊読んでも、良い女将にはなれません。
※ただ読書は必要です。
幅広い年齢のお客様とお話する以上、必要不可欠ですね。
しかし、ただ一冊だけ私にとって
「この本はビジネス書として最適。」
と心に残り、時々読み返す本があります。
有名ですね。
皆様の中にもお読みになった方がいらっしゃっるのでは?
当たり前のことが書いてあります。
でも、その当たり前のことが出来ないからこそ
常日頃から心がけなくてはいけません。
旅館の女将に資格は必要ありません。
学歴も不問です。
特殊技能もいりません。
笑顔で、お客様が気持ち良くお過ごしいただけるよう
館内を整えて、美味しいお料理と
清潔なお風呂をご用意する…。
ご家庭でお客様をお迎えするときに
皆様がされることを毎日やっているだけです。
女性として素晴らしい品格をお持ちの方でしたら
きっと素晴らしい女将にもなれるかな。
私はまだまだ発展途上です。