9月にはいり、朝晩少し涼しくなってまいりました。
秋が近づいているのですね。
楽々園の解体工事もほぼ終わり、今日から
外回りの工事がはじまりました。
現在、楽々園にはたくさんのフェニックスが
はえているのですが、今回のリニューアルでは
和風の植栽をすることになっているため
フェニックスは伐採しなければなりません。
そのため、朝から大きな重機が旅館玄関にやってきて
フェニックスの伐採作業です。
写真を見ていただくとおわかりになるように
2階建ての建物よりも背が高いフェニックス。
これを人の手で伐採するとなると
何時間もかかりそうですが、重機だと本当に
「あっ」と言う間に、倒されて、寸断されて
トラックに積み込まれて・・・。
この状態です。
はえていたときは、剪定をするにも
わざわざ高所作業車をレンタルしなければ
ならないし、場所をとるし・・・で、あまり歓迎されて
いなかった木なのですが、いざ切るとなると
かわいそうで
重機でなぎ倒される姿を見ていたら、涙が
止まりませんでした。
現場監督さんも
「何回やっても伐採作業はつらいですね。
生きている木を切るのはかわいそうです。」
とおっしゃっていました。
「楽々園といえば、たくさんはえているフェニックス」
というイメージを持っている方もいらっしゃるようです。
今回、フェニックスは伐採されましたが、お客様の
心の中で生き続けてくれるとよいなあと思います。