お正月期間に、長襦袢一枚と着物一枚が破れてしまいましたT_T
※縫い目が解けたので縫い直せば良いのですが、自分では出来ません。
忙しい最中に転倒して、長襦袢と着物が破れたのです。
ショックですが仕方ない。
私にとっての着物はオシャレ着ではなく「仕事着」なのですから、仕事中に破れたり汚れたりは当然なのです。
「今日はお気に入りの訪問着だから、お湯加減の調整はしないわ。着物が濡れたら大変!」とは絶対に言わないと決めています。
例え訪問着だろうが江戸小紋だろうが大島だろうが結城(は持ってないけど)だろうが、その時湯加減の調整が必要なら行います。
仕事が終わって、衣紋かけに着物をかけるとき
「…あ、汚れてるT_T」
「濡れたから裾が輪になってる((((;゚Д゚)))))))」
と凹むこともありますが。
それでも仕方ないんです。
着物の汚れは女将の勲章ということで。
以前、とある高級旅館の女将さんにお話を伺ったところ
「着物の裾は擦り切れるし、膝をつくからすぐ膝が抜けるし、大変よね。」とおっしゃってました。
高級旅館の女将さんでもそうなのですから、湯治場の旅館ならなおのこと。