比較的穏やかな気候の日が続いております。
さてさて。
今朝のラウンジのBGMです。
モーツァルトのピアノソナタ。
実家の母からの寄贈です。
母いわく
「若い頃はベートーヴェンのような重厚な曲を好んだのだけど、年をとるとモーツァルトみたいな軽快な曲が聴きたくなるわ~。」
とこと。
その気持ちわかります。
このCDに収められているソナタは、小学生の頃に弾いたことがある!とおっしゃる方も多いと思います。
かくいう私もその一人。
でも当時は、モーツァルトのソナタって簡単で(本当は違います。)何だか子供染みているし(若いって恐ろしい)と感じていて好きではありませんでした。
モーツァルトのピアノソナタを一通りレッスンしていただいたのち、ベートーヴェンのピアノソナタ集に進んだときには「ようやく私も認められた(誰に?笑)と嬉しくなったものです。
そんな勘違い甚だしい子供時代を経て現在。
「やっぱりモーツァルトは奥が深い。」と思えるようになりましたが、時すでに遅し。
子供時代に軽快に弾いていたモーツァルトのソナタも、現役を離れて久しい私にはもう弾けませんT_T
重厚というイメージがあるベートーヴェンの楽曲の中にも、明るく可愛い曲もありますよ。
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ 春。
出だしから春の明るい日差し、木々の眩しい緑を連想させる、前向きな曲です。
※あくまで私の主観
ちなみにこのCD、デパートの古本セールで300円でした!
ヴァイオリンソナタ「春」と「クロイツェル」の二曲組です。
共に有名な曲ですし、ラウンジのBGMにも使いやすい。
「クラシックは良くわからない!」という方にもオススメです。
私いつも疑問に思うのですが、AKBや嵐の曲を
「この曲は○○長調で、△△形式。作曲家の強い意思が感じられ…。」なんて考えながら聞く人っていないのに、クラシックの楽曲はどうして小難しい解釈が付くのでしよう?
あの小難しい解釈が、クラシックが敬遠される要因の一つだと私は考えるのですが( ? _ ? )
音大の試験じゃあるまいし、ただ「良い曲(*^^*)」と思って聴けばクラシックも楽しいのに。
私はAKBもベートーヴェンも好きですよ。