昨日はご滞在のお客様が多かったので、私はお休みをいただいて(少しだけ働いたけど)
映画を観に行きました。
先日、NHKの番組(プロフェッショナル仕事の流儀)に宮崎駿監督が取り上げられており
この夏公開の映画に興味を持った次第です。
私は映画を観に行く前には、かなり入念にレビューをチェックします。
というのも、別府から一番近い映画館までは高速で30分くらいかかるので
もし、観に行った映画が「ハズレ」だったらダメージが大きいんです。
※別府にも映画館はありますが、1つは成人映画、もう1つは現在公開中の映画は
上映しないところなんです。
宮崎駿監督の「風立ちぬ」のレビューは、「良い」と「悪い」が両極端でした。
ということは、「好きな人は好きだけど、嫌いな人は受け付けない」タイプの映画かなと
私は判断しました。
そこで、今度は重点的に評価の低いレビューを読みました。
すると映画の特色がわかりますから。
低評価のレビューは
「子供向けではない」
「今までのジブリ映画みたいなファンタジー性がない」
「飛行機のシーンが多い」
「イマイチ盛り上がりに欠ける」
「NHKのドキュメンタリー番組が好きな人には良さそう」
「喫煙シーンが多すぎる」
などなど・・・。
この低評価のレビューを読んで私は
「これは私が好きそうな映画だなー。」
という結論となりましたので、高速飛ばして行って来ました(笑)
※私はタバコは吸いませんが、だからといって喫煙シーンは気になりません。
映画を観た感想は
「観に行って良かったな~。」
CGではない手描きの絵が美しい。
「風」がとても印象的な映画でした。
後、「計算尺」などの小道具が上手く使われているなーと。
古い家具が好きな私にとっては、映画内で描かれている風景や家具などを
観ているだけでも楽しかったですよ。
特に、汽車の窓枠の「木」の質感とか、良く描かれていて感心しました。
主人公たちの台詞回しも面白かったですし。
私は、二郎のような線の細いインテリ青年が好みのタイプですし。
唯一「これはいただけないかなー。」と感じたのは、主人公を演じた声優さんくらいでしょうか。
(プロの声優さんではなくて、映画監督なんだそうですね。)
まあ、他の人にも「ぜひ観に行って!」とオススメするかと言えば、それはNOです。
「トトロ」や「ナウシカ」とは違い、やはり好みが分かれる映画だとは感じました。