ゆの香のラウンジでは、ときどき私がピアノを弾いたりもします。
基本的には、リクエストはお受けできないのですが
(すみません、ピアノ練習になかなか時間が割けないので)
楽譜がある曲ならば、ご要望の曲を弾くこともあります。
おとといからいらっしゃっている常連の団体様の場合
「童謡を弾いて欲しい。」というご要望がございますので
ピアノ講師の頃に使っていた、童謡曲集が大活躍です。
昨日も、幹事様をはじめ大勢がラウンジにいらっしゃったので
「何を弾きましょうか?」
♪みかんの花(みかんの花咲く丘)
♪我は海の子
♪ふるさと
♪荒城の月
・・・と、次々にリクエストが飛び出しましたので、演奏いたしました。
そのとき、ふと思い出した光景があります。
結婚前、とある施設で音楽療法のお仕事をしていたのですが
その際に、良く御年寄りの皆さんと童謡や懐メロ、軍歌などを
歌いました。
とても楽しそうに歌っていた皆様の様子が印象的でした。
というわけで、私
「皆さんもご一緒に歌ってください♪」
と、お声かけしたところ、大きな良いお声で、皆様
童謡を合唱されました。
「懐かしいなあ。」
「わしは、小学校の頃は唱歌は苦手じゃったがなあ。」
「歌詞がなかなか思いだせんのー。」
など言いながらも、笑顔で歌っているお客様の姿を見て
「まるで『歌声喫茶』みたいだなあ。」
なんて思ったりもしました