「台風が来る!」と、外の植木鉢を片付けたのですが、実際には
雨が降っただけですみました。
植木にも恵みの雨となったようです。
さて。
先日、実家の父にもらった「ライトノベル」略して「ラノベ」。
若者向けの気楽に読める小説です。
ドラマ化もされた人気小説だそうです。
※父@63歳がなぜ「ラノベ」を買ったのだろう・・・。
父は本の虫ですので、家には大量の書籍があります。
もちろん、「ラノベ」じゃないですよ(笑)
私もこういう文庫を読むのは中学生のころ「コバルト文庫」などを
読んで以来。
どんなものだろうと読んでみたのですが、これがなかなか面白い。
ラノベですから、難しい漢字や言い回しは出てきませんので
マンガ感覚でさくさくと読めます。
・・・と、社長@メタボにも「ビブリア古書堂の事件手帖」を勧めたのです。
「ラノベならオレでも読めるかな~♪」
と手にとった社長@メタボ。
1日後・・・。
「ちょっとさやちゃん!『ビブリア』のどこがラノベなわけ?」
と、社長@メタボ。
「?ラノベって言わない?ああいうジャンルの本は?」
「ラノベはあんなに情景描写は細かくないし、文字は多くない。
なんていうか『斜めに読める』って感じね。
その点『ビブリア』は、普通の小説なみに情景描写が細かいし
オレは鎌倉に行った事がないのに、鎌倉に詳しくなった気分!
しかも、途中で眠くなったし・・・。」
・・・「ビブリア」って文字多いかな?
「えー。マンガ感覚でさくさく読めるってブログにも書いたよ~。」
「それ、ブログの読者からクレーム来るから!」
そうかなー。
どうも納得いかん。
「そんなこと言ったら、山崎豊子の小説とかどうなるん?
情景描写が細かすぎて、私なんてカラチ(「沈まぬ太陽」で恩地元が不当人事で
飛ばされた地)に行った事ないけど、気温まで肌で感じるくらいだったよ。
羊の脂くさい料理も食べたことないけど、あの本読んでたら胸焼けしちゃった。」
「とにかく、あんなに文字が多い小説は『ラノベ』とは言いません!」
というわけで、あえなく却下された「ビブリア」
・・・面白いのになー。