本日もたくさんのお客様にご来館いただいております!
私も久しぶりに着物です♪
さてさて。
先日、お客様に
「女将さん、ピアノ弾いてよ!」
と頼まれましたので、2~3曲演奏させていただきました。
ピアノを弾き終わった私にお客様がおっしゃりました。
「あなたにとって、ピアノが弾けるということは財産だよね。」
と。
その言葉がとても嬉しくて、印象に残っています。
ピアノって、ある程度弾けるようになるまでには長い時間が必要です。
それこそ3歳とか4歳くらいの頃から、ずーっとレッスンに通って
ようやく、人前でショパンの小品を弾くことが出来るかな?って感じ。
ハノンとかツェルニーの退屈な練習曲をたくさんたくさんこなして
やっとショパンやベートーヴェンにたどり着きます。
私も小さい頃は「早く有名な曲が弾きたいなあ。こんな曲ばかり練習するなら
もうピアノ辞めたいな。」と思ったこともありました。
しかし、「ベートーヴェンの月光 第3楽章を弾くまではピアノを続ける!」と
決めていましたので、厳しいレッスンにも頑張って通ったんです。
(ピアノの先生、とっても怖かったんですから~)
※結局 月光の第3楽章は大学受験の際の実技試験で演奏しました!
その努力の積み重ねで今があると思っていますから、お客様の「財産だね」という言葉は
胸にぐっとくるものがあったんです。
お金を積んでも買えない、私の大切な財産です。