お知らせ

昨日、いらっしゃらなかったお客さまへ

今朝はとても悲しいことを書きます。

昨日、ご予約になられていた1組のお客さまがお越しになりませんでした。

何度、お客さまの携帯電話にお電話を差し上げてもお出にならず

(コールのみ)

もちろん、現時点まで(5月10日朝8時43分)お客さまからも何のご連絡もありません。

この事態のことを、業界用語で「No Show(ノーショウ)」といいます。

はっきり言って、「No Show」は、宿泊業界にとって一番の迷惑行為です。

・お客さまのためにご用意していたお部屋が無駄になります。

(昨日は土曜日です。他にもお泊りになりたかったお客さまをお断りして

お部屋を確保していたのです)

・お料理が無駄になります。

・余計な人件費もかかります。

例えば…。

ご宿泊のお客さまが3組の場合、配膳スタッフ1名で対応が出来ます。

それが4組に増えた場合は、配膳スタッフがもう1名必要となります。

でも、その増えた1組のお客さまが連絡なしにいらっしゃらなかったら・・・。

増員したスタッフは無駄になります。

昨日いらっしゃらなかったお客さまは、そこまでお考えではないのでしょう。

しかし、世の中の宿泊業界の人間は、No Showが発生するたびに、これらの問題に

直面するのです。

「キャンセル料」をご請求するにも、お電話がつながらないのですからどうしますか?

まあ、昨日No Showをされた方がブログをお読みになることはまずないでしょうが

それでも、一言いわせてください。

「どうして、『キャンセルします』のご連絡をいただけなかったのでしょうか?」

お客さまからそのご連絡が1本ありさえすれば、他のお客さまのご予約を

お受けすることも出来ました。

お料理も無駄になりませんでした。

余分な人件費もかかりませんでした。

もう二度と、このようなことはなさらないでください。