今月発売の「じゃらん」を見ながら私
「ねえ、もし自分が旅行に行く立場だったとして
あなたならどの宿を選ぶ?
純粋に、この雑誌の写真や説明文だけで選んでみて。」
と主人に聞いてみました。
男性の目から見た「魅力のある宿」とは
どんなものかなと、ふと思ったからです。
彼は
「やっぱここ。」
と、ある旅館の写真を指しました。
その旅館は、鉄輪温泉にある小さなお宿でした。
なるほど、鉄輪温泉らしい情緒のあるお宿が
いいのかと、思いきや・・・。
「肉がおいしそう。ほら、ステーキの写真」
「そうねえ。他には?」
気を取り直して再度たずねてみましたが
「ここもいいねえ!」
豊後牛の写真がありました。
「あ、ここもいいかも♪」
もちろん豊後牛。
彼は言いました。
「うちの料理長にも、もっと豊後牛を全面に
押し出してもらおう」
肉があればどこでもいいのでしょうか
以前、無量塔で食べたお夕飯の写真を見せたら
「肉が4切れしかない・・・。」
とつぶやいた主人ですが、先日、母と泊まった海辺の旅館での
お夕飯の写真を見ても
「あ、ここは2切れだ・・・。」
と。
彼にとって、旅館の価値は、夕飯の肉の量で
決まるようです。(もちろん冗談ですよ)