本日ピアノ
が好きな常連様にご宿泊いただいております。
というわけで、さりげなく帯留めもピアノ仕様。
音符
が描いてあります。
常連様には
「着物
でピアノ弾くの
弾けるの
」
と驚かれましたが、特に問題なく弾けます。
リサイタルやコンクールで弾くような大曲なら、袖が邪魔に
なるかもしれませんが…。
そういう曲はラウンジでは演奏しませんので。
（というか、もう今じゃあテクニックがおちてしまって
そんな難しい曲弾けない 涙）
常連様、チェックインするなり
「女将！今日はこの曲を弾いて！」
と楽譜を渡されました。
「…すみません。この曲知らないんですけど。」
「そうだろうねー。これは、60年近く前の映画音楽だよ。
女将なら2～3回練習すれば弾けるでしょう？」
…譜面をみたところ、それほど難しいリズムもないし
たぶん大丈夫かな。
でも、現役離れてだいぶ経つしちょっと不安。
と思っていた私にお客様は続けます。
「これ、僕も練習しているから、女将の演奏を録音させてください！」
見ると、お客様の手には小さなラジカセ
が。
用意が良すぎです
。
せっかくラジカセまでお持ちいただいておりますので
ここは弾かないわけにはいきません。
10分ほどお時間をいただき、練習した後、録音いたしました。
初見演奏なんて、大学の試験以来ですので非常に緊張
しました。
しかも、それを録音だなんてー。
それでもお客様が喜んでくださったので良かったです
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