私は音楽大学を卒業しましたので、当然大学時代の友人の多くは
ピアノ講師として働いています。
先日結婚した友人も、「結婚式の1週間後に、生徒のコンクールがあるから
式の次の日もレッスンしないと~。」と話していました。
そんな中、温泉旅館に嫁いだ私などは、大学時代の友人達の進路に比べ
かなり特異なものかもしれません。
しかし。
私の大学時代からの親友も、音楽とは違った分野で頭角を現しつつあります。
彼女はピアノ講師という仕事のほかに、エステ、居酒屋、演奏者派遣業・・・などの
会社の社長だったりします。
才色兼備で、学生時代から目立っていた人ですから、「将来何かをやってくれるな。」
と漠然と思ってはいましたが、まさか社長としてバリバリやっていくとは・・・。
ちなみに彼女は、数年前に結婚し、一児の母でもあります。
そんな彼女とは頻繁に近況報告をしています。
昨日も電話で話したのですが
「先月のエステの売り上げが過去最高だったの。今月もさらにそれを上回りそう。」
とうれしそうに語ってくれました。
今までは
「へえー。すごいねえ。」
と、驚くだけでしたが、これからは私も彼女と同じ『経営者』サイドの人間になるわけです。
もちろん、利益だけを追求し、肝心のお客さまへのおもてなしを忘れてしまってはいけませんが
旅館の設備の充実のために必要な資金を得るためにも、経営努力をすることも大事です。
など、えらそうなことを書いている私ですが、実際には「お小遣い帳」すらつけたことが
ない人間です。
将来、帳簿つけなどの経理が出来るのか、少し不安でもありますが。