主人の足の裏はがさがさです。
角質が固くなって、まるでゾウさんの皮膚のようです。
「何でこんな足の裏?」
とたずねたところ
「毎日お風呂掃除をするからだよ。父もこんな足の裏だったよ。
自分の足の裏を見ると父のことを思い出すよ。」
と、保湿クリームを塗りながら話してくれました。
温泉は身体に良いものには違いありませんが、あまり長い間浸かると
肌の油分が取られてがさがさになってしまうようです。
今は亡きお父様からたくさんのことを受け継いだのとともに
旅館の仕事の厳しさも教えてくれるのが、このがさがさの足の裏なのかも
しれません。