夏休みや週末は、お子様連れのお客様が多くなります。
皆様、大きなワンボックスカーに乗ってご来館になります。
お出迎えの際、待機している従業員も
「あ、大きなクルマが来た。きっとご家族連れのお客様ですね。」
と言います。
私のまわりでも
「子供が出来たから、大きなクルマに買い換えた。」
と言う人が多いです。
子供が出来たらマイホームパパになるんですね。
…そういえば。
私の小さい頃も、良く旅行に連れて行ってくれました。
ゴールデンウィーク、夏休み、春休みと年に2~3回は
泊りがけの旅行にでかけたものです。
関東方面に出かける際は、飛行機や新幹線を利用しましたが
九州、中国地方くらいまでは、父親のクルマで出かけました。
大きなワンボックスカーで?
いえ。
2ドアのクルマでした。
内田康夫さんの小説に出てくる、浅見光彦氏の愛車と同じクルマです。
ああいうタイプのクルマって、車体は大きいですが後部座席は
狭いんです。
だから、父、母は快適ドライブだったかもしれませんが
子供達は、窮屈ドライブでした。
幼心に
「よそのおうちはワゴンで乗り心地が良さそうだなあ・・・。」
とうらやましく思っていましたが、愛車自慢をする父には
とても気の毒で言えませんでした
最近は2ドアのクルマってあまり人気がないようですが
格好は良いですよね。
だけど、我が家のように2ドアのスポーツカーでいらっしゃる
ご家族連れっていうのは、あまり見かけません。
やはり、うちの親って変わっていたんでしょうか?
以上、お子様連れのお客様を見るたびに思い出す
我が家の風景でした。