今日はピアノコンサートに出かけました。
私の恩師の門下生によるピアノコンサートです。
旅館に嫁ぎ11ヶ月になる私。
毎週1回実家に帰ってピアノを弾いているとはいえ
結婚前は26年以上、毎日といっていいくらい
ピアノを弾いていたのですから、この1年でぐっと
腕が衰えています
そんな私からみると、他の門下生の演奏は輝くばかりの素晴らしさ
私も昨年までは、同じ舞台に立っていたとは到底思えないくらいです。
(プロフィールの写真は昨年の舞台のものです)
ショパンやリストの大曲を弾く門下生の姿は、もう別世界の人。
私がベートーヴェンのワルトシュタインを弾いたのはいつだったかしら・・・。
リストのバラードは・・・。
旅館の女将という仕事は、とても楽しいし、自分自身に向いていると
本心から思いますが、それでもピアノを頑張っている門下の仲間を見ると
ピアノを教え、ピアノを演奏して暮らしていた日々を懐かしく思います。
演奏を終えた後輩達が
「先輩!グランドオープンしたら泊まりに行きます」
と言ってくれましたので
「いいよ。そのかわり泊まった人はラウンジで演奏してね。
1人1曲ノルマだからね」
と、お願いしておきました。
でも
「えー。ラウンジで今日演奏したような曲を弾いたら
『うるさい!静かに酒を飲みたいんだ!!』ってグラスが
飛んでくるかもしれませんよー。」
と後輩達。
確かに、コンサートで弾くような大曲はラウンジでの
BGMには不向きですね