今まで私は特に「座右の銘」とかそういう言葉は特に意識しては
いなかったのですが、先日この言葉を知ってからは
「これは常に意識しておかねばならないな!」と痛切に思いました。
「不機嫌は怠惰の一種である」
誰の言葉かは知らないのですが、とあるマナーブックで紹介されておりました。
もちろん私は聖人君子ではありませんので、機嫌が良いとき悪いときがあります。
ムラッ気の多い人間であるとも自覚しております。
しかし。
それではダメなんですね。
「今日は機嫌が悪い。」というのは「怠惰」なんだと!
確かに社会人たるもの、自身の感情をコントロールするのは当たり前です。
まして私はサービス業に携わる人間。
(しかも女将)
機嫌が悪いときには、この言葉を思い出すように心がけます。
そういえば、はるか昔、母が「若草物語」を買ってきてくれました。
その小説の中で、感情の起伏が激しい次女のジョーが自分の母親に
「怒りの感情が表に出そうになった際には、お母さんはいったん部屋を
飛び出して落ち着いてから戻るように心がけている。」と教わるシーンが
ありました。
子供心に
「大人というものは、腹が立ったときでも冷静に対応しなければいけないのだ。」
と感心した記憶があります。
そうは言っても実際には、なかなか難しいことではありますね。