お知らせ

今日も体当たり

今日は国際色豊かな日です。

新館10部屋中2部屋に外国からのお客様がいらっしゃっております。

1組はフランスフランスから、もう1組は香港香港からのお客様です。

相変わらず英語が達者ではない私ですが、(日本語もアヤシイ)

今日も体当たりでのぞみました。

でも、通常の宿泊業務の中での英語は何とかなるんです。

(一応、英文の案内もお渡ししますので。)

「レストラン(食事処)はこちらです。」

「プライベートバス(家族湯)はこちらです。」

「パブリックバス(大浴場)はこちらです。」

「パブリックバスは10PMに、MEN WOMENがCHANGEします。」

と、英語なんだか日本語なんだか良くわからない説明を、身振り手振りで

おこないますと、皆様「OKナイス」と、ご理解いただけます。

不思議に思われるかもしれませんが、ほとんど日本語を理解出来ない方でも

こんなアヤシイ英語で、ちゃんと理解していただけるんですよ。

大事なのはハートドキドキということです。

そんな私ですが、今日はちょっと動揺いたしました。

夜の10時に、大浴場の男女入れ替えをおこなっていたところ

女性が、定刻になってもあがってこないため、待っておりました。

すると、フランスからお越しのカップルがお風呂に入りにやって来ました。

「CHENGE OK?」

とたずねられましたので

「女性の方はお入りいただけますが、男性の方はまだ先に入っている女性が

お風呂からあがっていないので、今しばらくお待ちください。」

と答えました。

(8割日本語で。)

すんなりと通じて(本当か。)女性は先にお風呂へ入ります。

大浴場の前に残された男性と私。

アセアセ

どうしよう・・・。

これが日本人のお客様と二人でしたら

「鉄輪温泉ははじめてですか?」

とか

「別府の印象はいかがですか?」

なんて、世間話でもしながら待つことが出来るのですが・・・。

フランスからのお客様でございますので。

そりゃー私だって

「日本では今『マカロン』が流行っているのですが、フランスでも

一般的に食べられているお菓子なのですか?」

とか

「豚インフルエンザはフランスでは話題になっていますか?」

なんてお話をしたいですよ。

英語がしゃべれればね!!

それでも、

「ここは風が強いですね。」(お客様はすべて英語です)

と言われれば

「はい。でもハリケーンではないですよ。」(私は日本語交じりの英語です)

と答え

「あなたは別府に住んでいるの?」

と聞かれれば

「はい、私はこの旅館の経営者です。」

と答え

10分以上こんな感じでトークを展開いたしました。

人間やれば出来るんです。

あーでも。

「私はここの旅館の女将です。」ってのは通じなかったなあ。

英語で「女将」にあたる言葉って何ですか?