お知らせ

同業者だからこそ

お正月があけ、ゆっくり出来るかな~と思っていたのですが、意外にも

連日お客様が多くて、忙しくしています。

この時期は「素泊まり」で連泊されるお客様が目立ちますね。

2月も結構予約が入っています。

消費税増税前の駆け込み需要でしょうか。

4月以降が怖いです。

さて。

先日、お休みの日に由布院の旅館に泊まった話を再三書きましたが

書くだけでなく、会う人会う人に

「すごい良いところだったよ~。」と宣伝してまわっています(笑)

もちろん「好み」がありますから、全ての方が気に入るとは思いません。

が、同業者だからこそわかる「すごさ」がたくさんあったんです。

「大露天風呂貸切」もそうですし、「古民家一棟客室」もそうです。

毎日、お客様がチェックアウトした後、古民家を一棟丸々お掃除するんですよ?

しかも、ゆの香の客室みたいに「必要最低限」の物しか置いていないわけではなく

こまごまとした調度品や、コーヒーセットなど備品も多いんですよ。

門を入ってから玄関までのアプローチもお掃除するんですよ?

そこにお花も生けるんですよ?

それがどれだけ大変なことか、同業者ですから痛いほどわかります。

※次のお客様のチェックインまでという制限時間がある中でのお掃除ですから。

同じ由布院の「山荘 無量塔」さんに泊まったときも「古民家一棟客室」でしたが

メンテナンス大変だろうなーとつくづく思いました。

仲居さんが色々してくださると「あー良くしてくれるな~。」て、印象に残りますけどね。

「お掃除」とか「入れ込み(アメニティや部屋着などのセット)」はスタッフが

動いている様子がお客様からは見えないので「当たり前のこと」と、とらえられがちです。

だけど「当たり前」じゃないんですよ!!!!

※旅館業は「掃除に始まり掃除に終わる」んです。

そういう「目に見えないおもてなし」が、他にもたくさん感じられて

目の前にいるスタッフさんの笑顔とともに、裏で働いているスタッフさんの

心遣いが嬉しかったんです。