ブログで良く着物のデメリットを書く私ですが
けして着物が嫌いなわけではなく、どちらかというと
興味を持っています。
洋服とは違う面が多く、とても面白いです。
例えば、柄。
この着物はいただきものなのですが・・・。
黒地に菊の柄です。
まず洋服では着ない柄ですよね。
そもそも洋服で、こんな全身に柄が入ったものを
着ていたら
「なんて派手な人!」とびっくりされます
この間の写真は
ピンクになでしこの柄です。
この着物は自腹で購入しました(セールを狙って 笑)
33歳(もうすぐ34歳)が、全身ピンクになでしこの柄の洋服で
歩いていたら
「ちょっとあの人大丈夫?」
と遠巻きにひそひそされるかもしれませんが、着物なら
それはない。
どうしてなんでしょう?
着付けの先生にも
「30代の人はもっと華やかなものをお召しになるとよいわよ。」
と言われます。
私の着物は大半がいただきものなので、どうしても地味なのです。
洋服に比べて着物の方が布の面積も圧倒的に多いのに
ピンクや鮮やかなブルーなどのものでも派手にならないのは
とても不思議ですね。
その上、着物って柄物の上に柄の帯を締めたりします。
洋服では柄に柄を合わせるのってタブーですよね。
着付けの本や着物サロン のような雑誌を見ると
まるで柄物見本市(なんじゃそれ)のように、絢爛豪華な
柄、柄、柄。
着物も柄なら帯も柄、バッグも柄。
見えないけど長じゅばんも柄物。
でも、けしてけばけばしくないんですよねえ。
日本人なのに日本の文化に今更ながら驚いております。