昨日は着付けのお稽古でした。
私はもう自分で着ることが出来ますが、先生の和文化のお話や
お稽古の後の美味しいお菓子を皆さんとおしゃべりしながら頂くのが
とても楽しみですので、時間が許す限りは参加いたします。
子供の頃からお稽古事なんて、数えるほどしか通ったことが
ないですが(ピアノと習字、そして今はお休みしていますがお花)
私、割と長続きするほうなんですよ。
ピアノはそれこそ大学まで行きましたし、習字も小学校1年から6年まで
続けました。
でも、今までのお稽古事では「皆さんと美味しいお菓子やお茶を楽しむ」
時間はなかったなあ(笑)
これが、子供の頃のお稽古事と大人になってからのお稽古事との違いですね。
まあピアノは、受験がかかっていますから悠長にお茶を飲んでいる場合では
なかったですが。
というわけで。
昨日のお稽古の後は、先生の手作りゼリーと葛饅頭、その上メロンまで
登場して、皆さんと至福のひとときを過ごしたわけです。
毎回、お稽古のたびに新しい知識が増えていくのですが
昨日、私が面白いなと思ったのが
「皆様は、夏になると『夏用の帯締め』をお求めになりますが
本来、帯締めに夏用はございません。
あの道明さん(注:浅草にある、帯締め専門店。)で
『夏用の帯締めください。』なんて言ったら
『夏用の帯締めなどございません。』と断られますよ。」
でも、普通呉服屋さんには、「夏用の帯締め」が売っていますよ?
レース編みみたいな帯締めが。
「一般的に販売されている『夏用の帯締め』は業者が商品をたくさん売るために
作ったものです。」
ほー。
ヴァレンタインのチョコみたいなものですね。
どの世界にも、商魂たくましい人っているのでしょう。
というわけで、私は「夏用の帯締め」は1本も持っていません。
和の文化のお話も好きですが、皆様、こういう裏話も
お好きではないですか?
私は好きです。
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