今日から12月です。
本日は常連団体様がご来館になります。
現在ご滞在中の常連団体様とあわせて2組。
賑やかになりますよ~。
他にもリピーター様が2組いらっしゃいます。
というわけでALL常連様dayです。
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ゆの香は常連様の多い宿です。
当館に限らず、鉄輪温泉のような湯治場では
各お宿に、常連様がいらっしゃることでしょう。
「観光」というよりも「湯治」目的でのお客様は
1度気に入った泉質やお宿を見つけると、何年にもわたり
リピートしてくださいます。
別府全盛期の頃は、この常連様だけで旅館の運営が
十分に(十二分に)なりたっていました。
温泉旅館 楽々園は雑誌広告も出さなければ、エージェントも
一切通していない、純粋に「クチコミ」だけでお客様が増えていった
お宿でした。
しかし、今の世の中はそういうわけにもいきません。
リニューアル後は、「じゃらん」という雑誌広告と
「じゃらんnet」というネットエージェントの2つが、当館において
新規顧客獲得のための2本柱です。
良くブログにも書きますが
「キャンセルが出た!」とあわてて販売しても、お部屋が売れるのが
じゃらんnetの強みです。
もちろん、リクルートさんも商売ですから、じゃらんnetを利用するためには
「手数料」を払う必要があります。
このたび、この「手数料」がアップする(詳細ははぶきます)ということで
日本全国の宿泊施設、ならびに各組合などがその問題で
沸き立っているのです。
「じゃあ、じゃらんnetにお部屋を出すのはやめよう。」
と、単純にすむ問題ではありません。
じゃらんnetを利用しているたくさんのお客様が、困ってしまいますし
私としても、何年もかけて築いてきた「クチコミ」や「掲載順位」を
また一から他のサイトでやり直し…というのも大変なのことなのです。
(サイトに登録してしばらくは、掲載順位も低いですので
売り上げもあがらないのです。
売り上げがあがらなければ、掲載順位もあがりませんし。
お客様がいらっしゃらなければ、クチコミも増えません。)
というわけで、私としては
「仕方ないかな。」
というのが感想であります。
手数料アップの分、リクルートさんには宿側への
フォローも今以上に手厚くしていただける面もあるかなと
期待しつつ、静観いたします。
(管理画面のスマートフォン対応はいそいで欲しいなあ。)