ピアノのレッスンに通わなくなってもう2年以上経ちます。
(注:私はピアノの先生でしたが、自分自身もピアノの先生に
習っていたのです。指導する以上は、自分自身も研鑽を積まねば
なりません。)
「のだめカンタービレ」を読むたびに
「私もこの曲弾いたなあ。」
「あれは何年前の発表会だったかなあ・・・。」
と、すでに過去のものになりつつある、自分のレパートリーを
ため息ながらに振り返ったりしております。
音大卒業後も、ずっと師匠について練習してきたのに
このまま、ずっとピアノを弾かなくなるのはもったいない気も
します。
ゆの香のラウンジで弾くのは、ショパンのノクターンとかワルツとか
そういう小品ばかりで、ベートーヴェンの3大ソナタだとか
ショパンのスケルツォだとか・・・とは縁遠くなるばかり。
(まあ、ラウンジでいきなりベートーヴェンのソナタなんて弾いたら
お客様がひきますが)
「太鼓の達人」ばかり上手になっても仕方ないので
そろそろピアノも再開しようかなと、考える今日この頃です
というわけで。
今日、久々に『クラマー・ビューロー60の練習曲』という
教則本を取り出して弾いてみました。
その名の通り、練習曲です。
もし、また師匠のレッスンを受けるならば何か曲を
弾かねばならないので、ベートーヴェンのソナタも
久しぶりにさらってみました。
・・・
あまりの下手ぶりに、ショック死するかと思いました。
当たり前ですが、2年以上も現役から遠ざかると
技術が衰えます。
この衰えを回復するのは可能なのでしょうか・・・。